台風前なので
イマイチはてなの使い方が分かりにくくて放置していたけど久々に更新してみる。
今となっては倒産してしまった訪問販売で体験した話。台風通過後に警戒しないと
いけないのが訪問販売です。ブルーシートを車に積み込み「応急処置を無料でするので見積もりを取りませんか?もちろん見積もりも無料です」とか「保険を使ってお得に修理しませんか?」と言った甘い言葉で契約を取りに来ます。実際にそんな文言で回ってました
ソコの部分は確かに合ってる。間違いじゃないけど、見積もりが高いし修理方法(工法)が正しいとは限らない。直接工事を見ることが出来ないケースもあるので手抜きかどうかも分からない。全部そうだとは言わないけれど高確率で高い工事になってしまうのが実情。なので関わらないのが正解と言えます
なぜ訪問販売が高いのかと言えば、
○別会社の職人に仕事丸投げ
○場合によっては「当社オリジナル商品と謳って材料費釣り上げ」
この2点に付きます
会社によりますが、前にいた訪問販売では材料費+職人(個人会社が多い)の費用これに消費税と利益30%が乗ります。ただし会社では30%の利益率を求められるので値引きが出来るように+何%の値引き分の余裕と万が一トラブル(工事中の出費)があっても良いように見積もり時点では利益+40%とか設定します。
つまり。
材料費込で100万円で出来るよと職人が言った金額+消費税+利益が乗っかるという事です。
単純計算で100万(材料費+外注費)✕1.1(消費税)÷0.69(利益)=約160万
個人会社100万で出来る工事より60万高いと言うことです。営業に関わる費用が無いとか材料発注とか段取りの手間が少ないとはいえ馬鹿にならない金額ですね。
だから高値であることを誤魔化す為に「当社オリジナル商品」という材料を謳うことでネットで材料単価を調べられないようにする訳です。実際はそんなものはありません
なので訪問販売には関わるなと言うことなのです
久々更新、運輸業界
運輸業界。
ぱっと思いつく所だとノルマが無いとか一人仕事なのでしがらみとか、コミュ能力が
要らないとか思われがちで、肉体的に問題なければ楽勝・・・と思われがちな職業。
だけど、実際の所そんなに甘くないのがトラックドライバー。
真っ先にデメリットを書くならば
○安定しない給与体系で、残業が無ければハイリスク、ローリターン職
○会社によっては休憩する余裕のない配車計画
○盆も正月もGWなんて存在しない(スーパー配送系にありがち)
何がハイリスクってのは(会社によるが)車、商品を破損させたら自腹、
遅刻したら下手すりゃ高速代自腹、船便に間に合わなかったら罰金
配車計画というのは1日に配送する会社や店舗を配車担当が計画するのだが、場合によっては荷降ろし時間を甘く見ていたり、渋滞による遅延を甘くみた結果、休憩を取る暇も無く、
やも得ずハイスピードで走行せざる得ない場合もある。
仕事は楽な時もあれば大変な時もある。楽な時に他のドライバーを手伝って自分が大変な時にカバーしてもらう。これが出来ない人は自然と孤立していて最後には消えていく。
そんなケースも多々ある。
給料の割に中々なリスクがある業界なので万人にはおすすめは出来ないが、几帳面でコミュニケーション能力があればそれなりにやっていける業界だと思う
リフォームの営業はろくでもない(特に訪販)
経験上の話になるが、訪販の営業の過半数は半端知識だったり嘘のトークで商談していると思って良い。
現場経験も家の構造も知らないような営業が「メーカーが言っている事なので嘘ではない」とか「屋根は塗装すれば雨漏れしないので安心ですよね」とか平気で言う。
営業トークに乗せられ即日契約なんて一番の悪。例え友人だろうが親戚だろうが数十万〜数百万の工事を即日決断する程愚かな事はない。
なので、今回高確率で即決に持ち込まれないようにする技を教えます。
1商談は夫婦で聞かない。
夫婦を納得させれば契約に持ち込めるので、「旦那と相談してみないと、、、」と言ったように逃げ道を作る事は基本
2夜の商談は避ける
夜から出かける人はまず居ない。時間が無いのでまた今度と言う逃げ道を作らせない為に夜に商談するのがセオリー。なのでどうしても聞かなければならない場合は昼前辺りにする。
このあたりが基本であろう。相見積とか友人に聞いてみるので、という場合は値段を下げつつ「何処で取ってもそんなに変わらないですよ」と逃げ道を塞がれるケースもあります。
とにかく一万円超えるような商談は即決しないことですね
トラックドライバー不足の解消は無理だと思う
ヤマトだとか色々巷を騒がせてる物流業界。求人雑誌を見てもかなり募集をかけてるが辞める人間が多いのか集まらないのか就職祝い金を出す会社も出てくる始末。
トラックドライバーが大変な理由は色々あるが根本的な理由は収入とリスクのバランスが悪すぎる事だろう。
基本給が安く、残業収入で成り立ってる給与体系なので閑散期に入れば給料激減りだったりする。繁忙期に突入すれば食事を取る時間も無い位忙しいが、一番の問題は、、
車の破損や商品破損は自腹(ただし支払い部分に関しては会社による)なので高額な商品でかつ破損しやすい物の輸送程割に合わないものはない。
それに加えて、中型免許ができた関係で3t以上のトラックを運転出来る人が減ってしまえばどうしょうもない。
使うかどうか分からないMT限定解除だとか、中型免許以上の資格をわざわざお金かけて取る人は少ない。
無職になって仕事がないから免許取ってドライバーに、、、なんてゆとりのある人もまぁいないだろう。
自動運転も話題になっているが日本のような狭い道ではまず無理だし、仮に何とかなっても荷物の破損や事故は誰が責任取るのかって部分が解決しないとどうしょうもない。
それが解決したとしてもシステム導入出来る会社なんて限られてるだろうけど。
求人雑誌のツッコミどころを教えよう
求人雑誌の常連と言われるような訪問販売会社に5年半居た経験上の話。
言葉として踊っているキーワードを紐解いてみよう。
- 店舗拡大(事業拡大)につき店長候補募集
長期掲載しているにもかかわらず店舗拡大していないケースが多く、拡大したとしても普通は今いる社員より店長なり役職に出世するのが一般的というもの。
前いた会社では店長クラスが辞めてしまうので代わりの店長が必要というアレなケースも無くはないが、このキーワードはもしかしたら俺も転職して店長になれるかもしれないという夢を与える為に存在すると思う - 平均年齢も若くフレッシュな職場です。(若手社員が活躍中です)
上と被るが、店長クラスが辞めていけば自然と平均年齢は上がりませんね。 - 今年の社員旅行は○○に行きました。
全員行けるとは限りません。あくまで社内規定によるノルマ達成者のみです。 - 誕生日休暇、○○休暇あります。
存在しているものの、取りづらい環境が出来上がっている。もしくは成績優秀な社員のみ - 就業時間は○○時~○○時までです。
法律に則した時間を書かないと載せられないので体裁ですよ。実際は+4時間くらいなケースがほとんど - 今就職したら○万円の祝い金プレゼント
だってそうしないと誰も来ないもの。(わざわざ利益を減らしてまでも求人しないといけない状況がアレ) - 新規開拓、飛び込み一切無し。
あくまでノルマ達成出来てればね。
求人雑誌は裏を読んで見てみると基本アレな求人しかないと言うことが分かります
派遣社員は止めた方がいい
過去2年程度、某車のメーカー工場にて部品製造の派遣社員をやっていた。
派遣会社は4社くらいあっただろうか?いろいろな条件で働いていたが
テレビや布団が常備されているが月幾らかレンタル代を取る会社もあったり
廃館になったホテルを買い取り、改修して寮に仕立て上げたりいろいろあった。
来ている社員も様々で、一時しのぎで来た者も居ればサービス残業も無くプレッシャーも少ないので好きで派遣にいる人も居た。中には単純作業が出来ないようなちょっとアレな人も何人か居た。
実体験上、職がないから派遣社員でもと考えている人は出来れば考え直したほうが良い。会社直で雇われている期間社員と違い給与面や待遇が低く、地元から出てしまえば辞めない限り転職活動はかなり難しい。会社休んで面接という訳にもいかないし、休んでしまえば1日分の給料+皆勤手当で2~3万くらい減ってしまう。
あくまで派遣会社は仕事を紹介しているだけの会社なので「何か手を差し伸べる」ようなことは無いと思ったほうがいい。だから派遣会社で仕事をするということは切羽詰まった最悪な状況の場合と思ったほうが良い。
都井岬に行ってきた。
宮崎の南の果てにある串間市にある都井岬。九州で唯一灯台に登れるスポットであり野生の馬を見ることが出来るスポットなのだが、トリップアドバイザー等で評判が良かったので嫁を誘って行ってきた。
一般道を車で約3時間。そこそこの距離を旅行するときはいつも夜中。渋滞もなく車の燃費に良いことと朝から観光で回れるから密度が濃い。
一度行ってみたかった、元祖まるちょんラーメン。日曜日は朝8時から営業だが人多し
有名店なので期待していたが、所謂普通の鹿児島ラーメン。中毒になるような味では無かった残念
志布志から1時間弱。無事到着
都井岬には野生の馬が120頭ほど生息していて、第二次大戦中に軍用馬や農耕馬として育てられていたが終戦後は役目を終え放牧しているとのこと。餌を与えるわけでもなく治療することもなく自由放牧。
人間に育てられた馬は30年程生きるそうだが、自然の馬は15年程。理由は歯が悪くなり食べられなくなるそうだ。素早く動く為に食べたものはすぐ排出される。それで1日18時間は食べないと生きていけない。酷使した歯はすり減るし、骨粗しょう症で歯が抜ける。冬になれば食料を求め山林深く入って行き、食べられなくて餓死するケースもある。
過酷な一生かもしれない。
今となってはまず見ることの出来ない、雑な造形。違う違う「味のある造形」。
こういった昭和の名残を見るのも旅行の楽しみだと思う。
アップダウンあり、コーナーも多いのでツーリングにもおすすめ。ただ鹿児島からバイクでとなると結構遠いので長距離ツーリングが苦手な人には勧められない。