自動車整備士の志願者激減のニュース

yahooニュースで投稿されたニュースなんだけど

news.yahoo.co.jp多少なりとも業界にいた人から見たら、そりゃ当然じゃない?と思う。スパナ等の手工具は基本自腹、それも某低価格ブランドなんて高級車に使ってたらクレームの元、客や営業のワガママで残業あたりまえ、ミスジャッジ(誤診断)から車の破損、設備破損なんて起こしたら100%自腹で補填なんて会社も実際にあるのでそんな業界行きたい?

普通の人は行かない。

 

昔居た会社は会社の建屋に間違って穴を開けてしまい、修繕費が払えないので車を購入したことにしてローン契約させたとか、労働基準監督署の監査が入ったあとに、朝の掃除や朝礼に参加義務は無いけど「仕事はどうなっても知らんからな」と実質早出手当は出さない宣言、残業代は会社に収入に関わる作業のみ申請可(どちらも違法)そんな会社だった。

 

業界的にはそれ以外にも特殊な客が多く、違法カスタムを注文したり○○日に出かけるからそれまでに終わらせてとか値下げをしろとかアレな人も多い。そしてアレな客ってのはアレな車(グレード)に乗ってる人が多い。

 

技術職なんて売上低いんだから信用ある会社に値引き要求せずに宜しく位にして客として喜ばれる人であった方が良いとは思うんだが。。って脱線した。

 

売上至上主義の会社役員や、成績の為なら技術職はないがしろで良いと思っている業界を何とかしないと技術職は減ってくし、当然技術を残していくって事もそれは無理。

だけど既に兆候は出ているから大変なんだよ

電気自動車の普及について考えてみる

ガソリンや軽油で動くエンジン自動車が製造終了の方向にすすむ中

本当に普及するのかね?と思わずにいられないのですが、ぱっと思いつく所で普及するための障害を考えてみる

 

1.根本的に集合住宅に充電設備を設置することは難しい。

 そもそも設置するための費用は誰が負担するの?という部分もあるし可動式の立体駐車場で充電はどこぞやが開発しないと無理だろうしあんな可動しまくる設備に高電圧のケーブルが動くのは中々厳しそう。

 

2.ガソリンスタンドの給油並に充電出来ないと常用が厳しい

 勤務先で充電する設備なんて無いよって場合は当然充電ステーションに頼る事になるだろうけど30分で7割回復とか言ってる現在では正直厳しい。

 

3.事故や気象等のトラブルによる渋滞からの電池切れになったらどうしようもない。

 クソでかいバッテリー詰んだレスキューカー派遣して充電って訳にもいかないだろうし、それが10台とか数が増えると手詰まりになる。

 

 

鹿児島から熊本のような長距離の登り坂とかになるとバッテリー上がりになったりとかするのだろうか。という点と充電設備も持たない青空駐車族はどうしようもなくなるだろうね

独断と偏見と聞いた話を総合した工具評価

過去勤めた会社で聞いた話やら総合して独断と偏見で書いた工具メーカーの話

 

○KTC

 言わずとしれた国内で一番有名(と思われる)工具メーカーDIYレベルならちょいと高いがまず問題無い会社。上位ブランドにネプロスがあり高価格&高品質な工具がある

 

○ベッセル

 ドライバーと言えばベッセル。アネックスも結構攻めた製品作ってるけど何だかんだでドライバーはベッセル。

 

○PBバウマン

 スイスの会社。6角レンチと+ドライバー、タガネは評判が良い比較的お高め

 

○KNIPEX(クニペックス)

 掴みもの(ペンチ類)ならKNIPEXと言われるほど有名。でも一般工具価格の2~3倍くらいする

 

○スナップオン

 ラチェット、ソケット、スパナあたりの評判が良いが高価であり基本永久保証と謳っているが最近、オーバートルクでの破損扱いによる保証外なんて話もちらほら・20年くらい前はドライバーの柄が軸から破損するという噂があったが今は不明

 

○マックツール

 移動販売している工具メーカーであり永久保証と言われているがいかんせん情報がすくないので何とも言えず。

 

○TONE(トネ)

 インパクトとかソケットボックスとか現場や工場等で使用している会社が多いイメージ。トヨタも使ってた。値段は安いものから色々あるが、ラチェット機構のついてるスパナは全然使えない

 

○koken

 他では見かけない極小ソケットとか1/4ラチェットアダプターとか面白い製品を作ってるイメージ。バイクのような劇的に狭い所の整備にコレがあるとショートカットできたりするので侮れない。

 

○ロブスター

 モンキーレンチで有名な会社。としかイメージが無い。

 

トラスコ中山

 OEMで各方面に作ってるイメージ。無難ではあるがソケットの数字が読みづらいとか細かい部分で難点を感じる会社。工具から保護具、オリコンと手広く扱ってる

 

○SK11

 トラスコ中山並に(どちらが最初とかは不明)手広く扱ってる会社。ホームセンターに行けばほぼ何かしら置いてある。ここの手さげ式のツールバックを使っているが人が割と多い。

 

○旭金属

 片口メガネレンチが安くて強いので重宝しているがそのイメージしか無い。

 

○ハスコー

 ク○高いイメージしかないが、飛行機のボルトを外すソケットがここの会社でしか扱っていなかったりするので中々なのだがそのソケットをなんどか粉砕させたので信用してない

 

○アストロプロダクツ

THE MADE IN CHINA。プロが使っていると印象が悪く「高額な車(バイク)をその工具でメンテするの?」と言われかねない。DIY位なら考えるレベル

 

溶接業

溶接する仕事は主にメンテナンス系と製造系あるいは両方する会社に分かれる。

メンテナンス系は主に工場や船の老朽化したパーツを1から切ったり曲げたり

溶接して複製して交換したり、穴の開いた部分の上から板を溶接したりする。

 

製造系は設計図に基づいた部品をやっぱり切ったり曲げたり溶接する仕事で取り付け

まで行くことは稀。

 

どちらにしても基本火傷や通称「目玉焼き」と言われる溶接光を長く見てしまったときに起こる目の痛みと涙が止まらなくなる現象は結構あるし、骨折や転落も0では無かったりする。

 

で。一番の問題は学生時代に学ぶことが少ないので募集が少ない事。技術職でもあるので給料については結構会社によってばらつきがあり日給月給だったりする会社もあったり、残業しないと給料が結構低いなんて会社もあったりで田舎だと厳しいんじゃないか

 

溶接工のメリットは業界的に人不足でもあるので技術さえあれば60過ぎてもニーズがあることだろうし、趣味でも色々加工してるような人がいるなら会社の設備を使ってモノ作りが出来る(場合もある)って事だろう。

 

能力社会でもあるので生き残るのは大変ではあるけれど、人によってはおすすめ出来る仕事。但しホント会社は調べたほうが良い

某バイク屋の求人がなぜいつも掲載されているかという点。

勢いと思いつきで更新しているので間隔が基本開き気味です。

 

本題に戻りますが、某大手のバイク屋の求人がバイク雑誌に常に掲載されているか?

という話。結論から言ってしまえば「離職率が高いから」という当たり前の理由

 

僕も遠い昔正社員で働いていたので、現状の待遇と異なる点はあるでしょうが基本的な

スタイルは一族経営である事と未だ求人が絶えない点を見てもさほど変わらないかも

 

離職率が高い理由

  • 完全弱肉強食の世界である
    営業会社である以上仕方がない点があるとは言えども全店舗でランキングが社内報で回り状況によっては降格もあるし、店長の人柄によってはすぐ左遷(飛ばされる)ケースもあるので成績が悪ければ自発的に休日出勤の流れになる。

    店長によって左遷させられるかと言えば、店舗の売上目標で店長の収入が変わるしブロックミーティングで締め上げられる可能性が減るからであろう、そうなると給料を維持しようとするならば有能な社員は異動を拒むし、不要な社員は問答無用で異動願いを出すという流れになる。

    知っている話では東北出身の社員が九州に配属、戦力外という事で北海道に左遷されたと言う話もある。
  • 長期休みが無い
    ツーリングシーズンは全員体制でというのが基本なのでゴールデンウィークや盆休みという概念が無い。年末年始は交代で休みだとは言え、若い頃の遊びたい時期に休めないというのはキツイもの。場合によっては法事も休めないケースもあったりする(今は不明)なので中々大変。
  • 社員割が無い。
    社員になれば低価格で購入。。なんて思われがちですが、個人売買なんてもってのほか中古車は店長判断ですし、盗難保険、オイルリザーブはきっちり加入させられます。登録料は自分でということで多少の割引はあるものの何かしっくり来ない感じはしますね
  • でも給料は割とマシな部類
    整備業界というのは工具は自腹、給料は破格の安さというのが常ですが比較的そこら辺はマシな方、入社時にはKTCのツール一式が支給されますし素人同然で整備に配属されればそりゃ何故か教育費が天引きされるという謎システムがありますが上の部分が納得出来ればまぁアリ何でしょうね。そんな人は100人に一人いるかどうかですが

トラックドライバーが無職になる?いえなりません。

某自称インフルエンサーが5年くらいで自動運転でトラックドライバーが無職になる

説を唱えていますが、実際の所は限りなく0の確率で無職にはならないでしょう。

ただ、一部の高給ドライバーの収入は減るかもしれませんが。

 

1.日本の道は広くない。

 結構致命的ですが、日本の道は大型トラックの幅ギリギリな所が非常に多く、国道なのに大型車両同士がすれ違い出来ないポイントが数多く存在します。地元民はそこら辺は知っていて譲り合うような流れになっていますが、自動運転にそれが可能でしょうか?ある程度の優先順位とか確率されればある程度は回避できますが、優先レーンにトラックが何台も繋がれば一向に進まないという可能性もあります。

 それと、ルート選択が常に正しいとは限らないという点。GOOGLEナビにありがちですが県をまたいだ一般道オンリーのルートを探すと普通自動車1台やっと通過出来る道を選択することがあります。まぁ、それは車格の設定が無いという事と何人かがそのルートを通りGOOGLEがそれが適切と判断してしまった場合なのですが、割と山越えルートにありがちです。

 

2.到着して終わりな訳では無い。

 配送センターにありがちですが、荷積み荷降ろし待ちというのがあります。到着した順だったり、仕事の流れで必要な商品によって優先順位が変わるケースもあります。どこで待機するのかそして誰が支持して移動させるのか?まさかお客さんに運転させたりオペレートさせるってこは間違いなくありません。勿論、荷積み荷降ろしの確認はどうするのか?共通のアプリでチェックなんて事は不可能に近いでしょう。

 

荷降ろししても所定の場所まで移動させるという必要も出てくることがあります。大きな店舗だとパート総出で一気に動かすこともありますが、普通のお店はそんな事しませんし過剰な移動を要求することもあります。下手すりゃ陳列までの契約もあります。

 

3.トラブルに対処出来ない。

 

 トラックなんて乗用車と違い結構トラブルが多いです。雨漏れがあったりチェーン装着も必要な場面も当然あります。チェーンを外すこともあります。隊列移動でトラック数台のチェーンの脱着なんて地獄です。マフラー無いの煤取り機能の不具合で20分くらい停車しないといけないケースもあります。高速ならともかく隊列組んだトラックをどこに止めるか?かなり難しいですね。

 

4.商品破損・事故は誰が責任取るのか?

 

 基本、商品破損は出発するまでは積んだ人の責任、出発したらドライバーの責任という形で破損したら自腹で精算という会社がほとんどです(中には免責○万という形で一部賠償という会社もある)事故っても当然ドライバーの責任です。つまりドライバーの責任として押し付けていた部分を誰が保障するのか?という事。メーカーまぁ取らないでしょうね。

 

 

上記の部分に加えてランニングコスト(運行管理者による負担も加味)を考えると出来たとしても高速道路オンリーって位でしょうね。ヤマトとか佐川のセンターを出発してもよりのサービスエリアのようなポイントで自動運転開始して降りる間際のポイントで人に変わる。それが関の山だと思いますよ。

人に乗り物を貸すという事

特にバイク乗り界隈ではバイクを一時的に借りる(貸す)という行為がしばしば見られる。それは車と比較しても性能や乗り味(旋回性能・運転姿勢等)が大きく異なるからと言って良い。

 

だが、車と大きく違うのは保管状況・メンテンナンス状況でトラブルが発生しやすく、転倒というリスクが常に付きまといますね。

 

問題なのは転倒のような軽微なものを含め事故った時に誰が責任を取るのか?メンテナンス不良による事故であるならば貸した人にも責任が出てくるし、他人の事ながら自分の保険の等級を落としてまで対応するのも違うだろう。

 

安易に好奇心や動画投稿の為に「他人のバイクを借りる」行為というのは慎むべきだと思うし、貸してというお願いに対して断る勇気も必要だと思う